サーフィンが上手くなるには・・・
体験から得た、私のアイデアを紹介します。
目次
サーフィンの力学
板をおさえる
パドリング
「肩甲骨から動かせ:inspired by junya」
波をつかまえる
ピークの確認&予測
「波のピークにひっかけろ:teached by STS」
テイクオフ
手をつく箇所
ほれた波でのテイクオフがどうしても出来なくて、私は友人に相談しました。
すると彼は、「手をずらして着き素早く立て:teached by KSR」と。それまで私は、並行に手を着いて立っていたのですが・・
ほれた波では・・①かなり素早く立つことが重要で、②その為には両手の着き方に工夫が要る、ということなんですね。
KSR
教えの通り、ずらして手をついてみると・・あら不思議! 素早く立てるようになりました。通常のテイクオフができる方なら、この違いはすぐに体感できると思います。
レギュラースタンスなら、右手を手前につき・・グーフィーなら、左手を手前につきます。
加速と減速
ターン
上半身先行
ターンが思うようにできない、と悩んでいた時に・・「上半身を先行させろ:teached by yahman」と、友人から教わりました。
足に力をいれ頑張っても、動かなかったサーフボードが・・上半身の重心(重さがかかる場所)を変えるだけで、あっさり操れるようになったんですね。
下半身で、踏ん張っている私・・
下半身は意識せず、上半身を(行きたい方に)先行させている私・・
サーフボードの傾き(レールの沈み)が増え、ターンが上手くなりました。
ほれた波のテイクオフ
ほれてる波に乗るのって、かなり難しいですよね。
ライダー:UTR
お手本ライダーと、私を見比べてみると・・・
波をつかまえた時の、サーフボードの向きに違いがあり・・・どうやら、ノーズを下に向けることが大切なようです。
かといって前足重心だと、ボトムに突き刺さってしまうので・・・おそらく、後足重心のまま手でノーズを押さえているんだと思います。
そして・・・垂直に切り立った波の面にへばりつくように、片手を噛ませています。
崩れ落ちてくるリップに捕まってしまうと・・・
残念な結果となるので、ご注意を。
未領域のライン
想像もしなかった、未領域のライン・・・
迫りくるリップ
波が崩れ落ち、行く手を遮ろうとしています。(↓赤矢印)
「岸の方へターンし、ライディングを終了させよう。」というのが、いつもの意識と行動。
でもそれは、私の固定観念でした。
落ちてくるリップに、ラインを想い描くものがいたのです。
リップに立ち向かった様子がトラックとして残り、サーフボードは天を向いています。
ライダー:seed
ちなみに私は・・・
迫りくるリップにびびって、この後ワイプアウト。写真でみれば・・・ラインを描く余地が、たっぷりありますね。
無意識を使う
私が実践している、無意識の使い方は・・・
理解させる
私にとってサーフィンの目的は、快楽を得ることです。その快楽をより長く/多く得るためには、ハイスピードで自在に動く技術が必要でした。そのスピードと自在さは、波のパワーゾーンに居ることで叶えられると(自分の脳も)理解しました。
視線を向ける
波の性質として、ボトム⇒バレル⇒リップの順に巻き上げる力(パワー)が集中していきます。ボトムに降りるほどパワーは無くなりますし、波が切り立つ所ほどパワーがあるわけです。そこで私はサーフィン中ずっと、波に視線を向ける(波の様子を観察する)ことにしました。
無意識の働き
波の観察に集中するだけで、ほかは何も考えません・・・それでも脳みそ(無意識)が働きだし、勝手にカラダが動いたのです。ボトムにいるならリップを目指し、バレルが緩斜面になれば急斜面に戻ろうとします。その動きは、意識的に動作している時よりも、滑らかで自然で理にかなったものでした。
経験値が増える
失敗してもその記憶や体感覚が残っているので、改善のアイデアが湧きます。目的や視線が定まっていなかった時よりも、たくさんの経験値が得られている気がします。
知っておきたい理論
とても大切だと思う理論を、私なりにまとめました。※正誤については要確認。
ボードバランス
腹ばいになってサーフボードに、”バランス良く”乗る練習。バランスが良い状態は、自分の体重でサーフボード全体を均等に沈めることで実現できます。
左右に偏って乗ると転覆、前後に偏ってもバランスを保てません。波の無いところで、バランスを保てるか確認してみましょう。
サーフボード上でバランスを保てないと、パドリングも上手くいきません。
パドリング
サーフボード上で腹ばいになり、両手を使って漕ぐ(パドリング)練習。
バランス良くサーフボードに乗っていないと、いくらパドルをしてもなかなか前に進みません。また肩甲骨から回すように漕ぐと、疲れにくくなるでしょう。
パドリングができなければ、波をつかまえることはおろか岸に帰ることすら困難になります。
滑るタイミング
テイクオフ
波のキャッチ
波のピーク(崩れはじめる所)を確認&予想しながら、パドルして波をつかまえます。
スタンス
あらかじめ決めた位置に、きっちり後足を置くことが大切。すぐに動き出せる(ターンを開始できる)ように。
スピード
板を沈めることでその反動、反発力(浮力)を得る。
沈めやすいテール
縦に沈める
ボードを深く沈めるなら、レイルを縦方向に沈めるといいかも知れません。
ターン
後足に重心があるほど、素早いターンが可能になる。